お役立ちコンテンツ:企業のイメージを極める

お役立ちコンテンツ

企業のイメージを極める

企業のコンセプトで会社のイメージアップ

あなたは自分自身がどんな人かと一言答えられますか?
例えば趣味はツーリングだと答えたとしても、それがあなたのすべてではありません。
すべてのことを説明することは非常に難しく、ひと言でまとめることは難しい問いです。
しかし、この問いは自分で答えるのが難しいわりに、他人は勝手に「あの人はこういう人」という答えを持っているものです。
実はこれは企業や商品の他人が勝手に持つイメージと同様です。
「あなたの会社は、どのような会社ですか?」と尋ねられたら、社内外の誰もが納得できる明快な回答を用意することが、経営者の大切な役割だと思いますが、こちらも自己紹介と同様に簡単に一言で答えられるようなものではありません。

「建築関係のメーカーです」と答えても、どんなものを作っているという確信が持てず、いわゆるピンとこない状態だと思います。
自社発見のプロセスのためにもロゴマークがお役に立てるのです。
自社のオリジナリティや商品開発力をアピールするため、将来の方向性、事業戦略、市場戦略のすべてにロゴマークは有効的であります。企業コンセプトをベースにしたロゴマークデザインでマネジメントし企業のイメージを極めることが大切です。

企業の方向性についての会議イメージ

ロゴマークを企業戦略と一体化!

ロゴマークを企業戦略と一体化するとはどういうことでしょうか?
企業にはそれぞれ理想があります。 この分野では他の追随を許さない商品やサービス、そして対象として顧客が存在します。

また、これらの方向性は顧客だけではなく、その会社で働く従業員に伝えられ信頼され、さらに共感されたとき、企業戦略として力を発揮します。
ですから経営計画の発表会や新人社員の研修といったさまざまな形で社内に発信される機会があるロゴマークを企業戦略と一体化させるということは、社内に理念、愛着を浸透させ士気を高まらせる効果があり、結果的にロゴマークは企業戦略に繋がっていくのです。

一方、社外に対してはどうでしょうか?正確な会社理念や商品コンセプト、顧客に対しての情報発信は、経営計画やIR報告書のような左脳情報で伝わるのでしょうか?
大体は企業イメージといった右脳情報が中心となるのではないでしょうか? そしてこの情報は「良いか悪いか」といった比較よりも「好きか嫌いか」といった感覚で処理され、受け手側の解釈でまったく違うものになってしまいます。
デザイン戦略を行わなかったロゴマークの商品は例えばパッケージに使った赤色は「華やかな」と解釈されたり、「妖しげな」と解釈されたり、無意味に使ったキャラクターは「可愛らしい」と解釈されたり「不明」と解釈されたりするわけです。
情報の伝達の大半は実は視覚を介して行われると情報科学分野の調査結果がありますが、そうであれば商品そのもののデザインはもとより、 パッケージ、Webサイトや、カタログ……など、 企業が発信する視覚デザインはIR情報などよりもはるかに強く購買行動に直結した影響をもたらします。
複数のメディアを相互補完的に作用させながら、的確な会社の理念、商品のコンセプトを伝えていくこと。それこそが、今日の企業が付加価値を生み出し発展させていくのだと、私たちは考えています。