お役立ちコンテンツ:ロゴマークの経営戦略

お役立ちコンテンツ
ロゴマークの経営戦略

ロゴマークの経営戦略を考える社員のイメージ

ロゴマークを経営戦略と一体化する具体的プロセスは、どういう事業を展開していくかの領域の再定義でした。
一度、その枠組みが決まれば、そこから商品の展開を変え、発表の場での披露の仕方を変え……というように、目に見える変化を積み重ねていくことで、社内外に私たちの在りようを示してきました。
そして、この企業価値の可視化は、どのプロセスにおいても、社内に対するものが優先であることを付け加えておきたいと思います。

なぜなら、会社の姿勢や社員が誇りとするものに直結させなければ、ロゴマークデザインはその力を発揮し得ないからです。
私たちは会社方針発表会はもちろん、朝礼、社内報、毎回のミーティング、展示会、各種会社でのイベントなど考えられるすべての機会を、なぜ会社はこうなのかなぜこの商品はこのコンセプトなのかという意味を発表する機会と捉え、常に内外に発信していくことを提案します。

そうすることがつまり認識化だと言えます。企業価値は可視化されることで初めて認識され、認識されることでコミュニケーション可能なものとなるロゴマークを通じて通常は不可視の企業価値に色を与え、形を与え、そして語らずとも理解することが可能となり、そのことの継続が企業価値を高めることにつながると信じております。

経営コンサルタントのイメージ

ロゴマークは企業を変えるか?

経営コンサルタント等の専門家による経営支援のための塾や合宿、様々な企業改革の手法がブームになり、その多くが一時的なものでしばらくすると語られなくなってしまいました。
実はこれら通常取り上げられる企業改革は経営者や従業員のモチベーションの向上、日常業務の効率と、品質の向上を目的にした経営改善がほとんどです。
しかしながらユーザーにとって選択肢が無数にある今日の市場環境においては経営者や従業員のモチベーション向上、業務効率を改善するだけの内部改革では、ユーザーの気持ちを惹きつけることはできません。

私たちの考えるロゴデザインによる企業改革は、起業や一つの商品をいかに付加価値の“意味づげをしコミュニケーションしていくかということに働きかけるもので企業や商品イメージの発信には欠かせないものです。
言うまでもなくロゴマークは、企業にとって昔から変わることのない重要なコミュニケーションの手法のひとつでありエンドユーザーやビジネスパートナー、あるいは世間とのコミュニケーションを戦略的に行うことができなければ、企業が時代からも社会からも取り残されてしまうのは必然のことです。