ロゴマーク作成に役立つカラーイメージについて
赤色のロゴマークのカラーイメージ
赤色を基調としたデザインは、活動的なイメージを与え非常に目立ちます。 また、明るく陽気なイメージで人を引き付けます。
また、鮮やかな赤は「情熱の赤」ともいわれるように、刺激的で高揚感をももたらします。
同じ赤でも黄みがプラスされると暖かみが増し、逆に青みがプラスされると冷静さが加わります。
淡いピンクは激しさが和らいでロマンチックになり、キュートな雰囲気を感じさせます逆に栗色のような暗めの赤になると、エキゾチックなイメージをもたらします。
また、ピンク色を基調としたデザインは、見る人に愛と幸福・リラックス感を与えます。
柔らかなピンクは開放感や安心感のある、何ともいえない包容力をもイメージさせます。
橙色(オレンジ色)のロゴマークのカラーイメージ
橙色を基調としたデザインは、明るく躍動感があり積極的なイメージを伝えられます。
活気や元気といった印象をもってもらいたいときに使用すると効果的な色です。
赤のように外交的な色ですが、もう少し黄色に近い、軽快なイメージがあります。コミュニケーションを象徴する色で、朗らか・暖かいなどの雰囲気もあるので人気のカラーです。
黄色のロゴマークのカラーイメージ
黄色を基調としたデザインは、好奇心旺盛な活動的イメージを持ち、見る人の気分を高揚させ元気づけます。また、光・希望・発展・平和といった前向きなイメージもあるため、開放感があり、明るく暖かな印象を与えることができます。
暗い色をバックに持ってきた場合、黄色は大変目立ちますし人目を引きます。
そのため、標識・ランドセルのカバーなどに使用されています。
緑色のロゴマークのカラーイメージ
緑色を基調としたデザインは、バランスや調和をイメージさせるため、見る人に安心感をもたらします。 着実・公平・若々しさを象徴する色でもあるため、とても健康的で誠実な印象を与えることができます。安全で自由、中立的なメッセージ伝えたいときに最適です。
また、鮮やかな緑は人工的ではありますがアート感が強まって現代的な表情になり、深く落ち着いた暗めの緑は理知的・静的な印象を与えます。
また、青緑色を基調としたロゴには、安定感と涼しさがあります。若々しさの中にも落ち着きを兼ね備え、青と緑の長所を持ち合わせた色です。
青色のロゴマークのカラーイメージ
青色を基調としたデザインは透明感があり、知的なイメージから安定した落ち着きを与えます。
明るい青で澄んだ誠実な印象を与えるにも、深めの青で冷静・厳格な印象を与えるにも良い効果をもたらします。献身的で信頼のおける色であり、見る人に安らぎを与えます。
また、青は水色のような薄い青であっても、紺のような深い青であっても、不安定な印象が少ない色なので、多くの人に好まれる傾向があります。
茶色のロゴマークのカラーイメージ
茶色を基調としたデザインは、自然界の土・大地・木・母といった象徴的イメージからも分かるように、見る人に安定感を与えます。
緑に似た癒しの効果などもありますが、緑(植物)と茶色(大地)の関係性のように、茶色はより深いところに根ざした心理に働きかけるものといえます。 色彩学の見地からみると、オレンジの明度低くすると茶色になります。その為、同じ系統であるオレンジの要素(生命の喜び、陽気、躍動感)も併せ持っています。
紫色のロゴマークのカラーイメージ
紫色を基調としたデザインは、優雅なイメージを与えるのに効果的です。
昔から紫は高貴な色として使われていますので、品のある雰囲気をかもし出せます。信念をもった知的イメージもありますので、そういったコンセプトを伝えるにも良いカラーです。
ラベンダーやライラックのような薄めの淡い紫は、優美であり神秘的な魅力があるので女性に大変好まれます。
最近では、粋で洗練された感じが格好いいと若い男性などにも受けている色です。
黒色のロゴマークのカラーイメージ
黒色を基調としたデザインは、シンプルで格調があり、都会的でフォーマルな印象を与えます。
堅実・厳粛といったイメージを与えたいときにも使われます。
書道ロゴで、粋なあるいはシックな雰囲気を出したい場合にも黒やグレーは最適です。
ロゴタイプやシルエットとしてよく使用されています。
白色のロゴマークのカラーイメージ
白色を基調としたデザインは、純粋で清々しく清潔なイメージを与えます。
白にマイナスのイメージを持つ人はほとんどいないため、明るく積極的な印象です。光沢のある白からオフホワイトまで、微妙な色使いで表情が繊細に変わるのも特徴です。
ビビッドな色と配色すると、そのコントラストで若々しい魅力を発揮します。
白の持つ爽やかでクリーンなイメージは、日本人に多く好まれます。白抜きで使うことによって、おしゃれでクールな効果を発揮することもできます。