歯科医院を開業するため看板やホームページ、名刺等を作成しなければならないのですが、ロゴ作成依頼はどのタイミングで行うのがベストですか?
歯科医院(歯科クリニック)開業の際は、ロゴマーク以外に名刺やチラシ、ホームページ、看板等も必要になってきますので、それらの制作も同時進行しようとお考えのお客様もいらっしゃるかと思いますが、順序としてはロゴマークを最初に決定されることをお薦めします。
医院開業時は最初にロゴ作成を依頼するとスムーズ
ロゴは名刺や封筒、チラシ、HPなどいたるところで使うものです。ロゴ以外のもの、例えばチラシなら開院・オープンを知らせるチラシ、求人募集のチラシ、医院内で使用するチラシなどは、その時によって掲載内容(使用する写真や文章など)が違います。
また、ホームページも何年か経過したらリニューアルすることが多いのですが、ロゴマークはコロコロ変えるものではありませんので、まずベースから固めていただくと他の印刷物・制作物のデザインを決めていきやすいためです。
ベース(軸)が固まっていない段階で一気に進行しますと、開業・オープン前の忙しいなか、後から調整を取るために結果的に時間を取られるお客様が多いです。
同時進行した方が一見スムーズそうに感じますが、まずはロゴマークを決め、そのロゴのカラーや雰囲気に合わせて名刺やチラシの作成、ホームページ制作などを進めて行かれた方が時間的にスムーズに進行でき、結果としてまとまりのあるものが仕上ります。
ロゴのAIデータ(イラストレーターデータ)は業者へ渡せる
基本的にロゴを制作会社や印刷所へ渡す際は、「AIデータ」というファイル形式で受け渡すのが一般的です。AIデータは、拡大・縮小・変形しても劣化しないベクターデータといい、ロゴのマスターデータとなるものです。AIデータは看板など大きいものにもロゴを使うことができます。
先にロゴを作ってAIデータを持っておけば、開業時の忙しい時期でもすぐに制作業者へ渡すことができスムーズです。
ベクターデータは拡大しても使える
先程もお伝えしましたが、AIはベクターデータ(ベクトルデータ)と呼ばれ、拡大・縮小しても荒れないため、ポスターや看板など大きなものから、名刺のような小さなものにまでロゴを使用することが出来ます。
これを加工するには「Illustrator(イラストレーター)」というグラフィックデザインのソフトが必要ですが、制作会社や印刷所などは通常「Illustrator(イラストレーター)」を持っていますので、基本的にaiデータを渡せば印刷物・その他の制作物の作成が可能です。
稀にepsやpsdで送ってくださいという業者様がいらっしゃるかもしれませんが、その際は納品データの中にepsやpsdのデータがございますのでそちらをお渡しください。
また、色につきましては、モニタ(RGB)と印刷(CMYK)では色の表現方法が異なるため、若干の誤差がある場合がございますのでご了承下さい。通常、モニタ(RGB)では明るく見え、印刷(CMYK)では少し沈んだような落ち着いた色となります。
また、印刷に使用する用紙の種類、印刷方法(オフセット印刷、オンデマンド印刷など)、加工などによっても見え方は若干変わりますので覚えておくと良いでしょう。
今回、ロゴデザイン専門店のロゴエキスパート(LOGOexpert)にお問合せいただいた「歯科医院の開業時のロゴ作成依頼のタイミングは?」のご質問のほか、ロゴ作成に関する専門知識、サービス内容等に関するご質問がございましたら、豊富なキャリアをもつロゴマーク専門デザイナーが回答いたします。ロゴ作成にあたるデザイナーは、行政機関・大手企業・教育機関・医療機関への制作実績がございますのでご安心ください。初めて会社を起業・開業されるお客様からの素朴な疑問にも回答しております。 ※ロゴマークの著作権などの知的財産全般についてのご相談は承っておりません。
ロゴデザインを安心してご依頼いただけるよう、上記の「歯科医院を開業するため看板やホームページ、名刺等を作成しなければならないのですが、ロゴ作成依頼はどのタイミングで行うのがベストですか?(ロゴデザイン注文前の質問一覧)」の質問に回答させていただきました。また、下部に他の質問へのリンクもございます。ロゴ注文前・発注前にご不明な点がございましたら、ロゴエキスパートのお問合せフォームまたは通話料無料のフリーダイヤルよりお気軽にお問合せください。